日本代表DF冨安健洋(24)が右サイドバックで先発したアーセナル(イングランド)が、1-2でRCランス(フランス)に逆転負けした。
アーセナルは前半14分にガブリエル・ジェズスのゴールで先制。
しかし同25分にGKラヤから冨安へのパスがさらわれ、ショートカウンターを受けて相手MFトマソンに右足で同点ゴールを決められた。
アーセナルは後半21分、ウーデゴールの左CKに冨安がダイレクトで左足を合わせ、強烈なシュートを放ったが相手GKの好セーブで防がれた。
すると同24分に相手右クロスからFWワヒにゴールを決められて逆転を許した。試合はそのまま1-2で終了。アーセナルはボール保持率68%、枠内シュートも6本-3本と上回ったが、今1次リーグ2戦目で初黒星を喫した。
冨安は途中で左サイドバックにポジションを移しながらフル出場した。走行距離はライスに次ぐチーム2位の11・48キロだった。
アルテタ監督は「今夜は難しかったし、RCランスを祝福したい。彼らは本当にいいチームだし、(スタジアムの)雰囲気も格別だった。我々は先制点を奪うという最も難しいことをやってのけ、試合の主導権を完全に握っていたのに、ワンアクションで相手に決められ、試合を振り出しに戻された」
「ファイナルサードでの脅威が足りなかったのは事実だ。特定のスペースを攻めることができなかった。(初戦の)PSV戦との違いはボックス内だった。ビッグチャンスを逃し、相手の攻撃に対して十分な守備ができなかった」
「ミスはサッカーの一部だし、これからもあるだろう。チャンピオンズリーグでは簡単にチャンスは作れない。だからボックスに進入したらボールをネットに蹴り込まなければならないし、自分たちのボックスではもっとうまく守らなければならない」などと話した。