[ 2014年2月20日16時5分 ]女子SP

 演技するカロリナ・コストナー(共同)<ソチ五輪:フィギュアスケート>◇19日◇女子ショートプログラム

 2012年世界選手権優勝のコストナーは、冒頭に予定していた2連続3回転ジャンプを難易度の高い構成に変更し、成功させた。「この朝に決めた」という賭けに勝つと、ほかのジャンプも上々の出来。定評がある表現面では、演技点5項目中4項目で9点台を並べトップだった。

 世界選手権の表彰台には5度上がったが、母国で開催された06年トリノ五輪は9位、前回バンクーバー五輪は16位だった。好位置につけた27歳のベテランは「これまでは緊張していたけど、あしたは自信がある」と悲願の五輪メダルに照準を合わせた。