[ 2014年2月15日5時40分 ]フィギュアスケート男子で優勝し、日の丸を手にする羽生結弦(共同)

 ソチ冬季五輪第8日(14日)フィギュアスケートは男子フリーで19歳の羽生結弦(ANA)が優勝し、今大会日本勢初の金メダルを獲得した。フィギュアでは日本男子初で、日本の冬季大会通算10個目となった。

 羽生は前日のショートプログラム(SP)で国際大会史上最高の101・45点をマークし、この日のフリーもトップの178・64点とし、合計280・09点だった。町田樹(関大)は5位、高橋大輔(関大大学院)は6位でそれぞれ入賞した。

 ノルディックスキー・ジャンプ男子の個人ラージヒルは伊東大貴、清水礼留飛(ともに雪印メグミルク)竹内択(北野建設)が予選を突破し、日本勢は予選免除の葛西紀明(土屋ホーム)とともに全員が15日午後9時半(日本時間16日午前2時半)の本戦に進んだ。

 カーリング女子で北海道銀行の日本は、1次リーグ第5戦で英国に3-12と大敗し、通算成績2勝3敗となった。

 バイスロン女子15キロで、日本から出場した自衛隊4選手は鈴木芙由子の52位が最高だった。小林美貴が68位で、中島由貴は転んで腰を痛めて75位。鈴木李奈はカーブで転倒して途中棄権した。ダリア・ドムラチェワ(ベラルーシ)が10キロ追い抜きとの2冠を果たした。

 ノルディックスキー距離の男子15キロクラシカルは、ダリオ・コロニャ(スイス)が距離複合に続き今大会2冠とし、通算3個目の金メダルを獲得した。アルペンスキー男子スーパー複合は、サンドロ・ビレッタ(スイス)が優勝した。このニュースの写真