[ 2014年2月16日5時12分 ]男子ラージヒル決勝で葛西紀明の1回目は139メートルの大ジャンプ(共同)

 ソチ冬季五輪第9日(15日)カーリング女子で北海道銀行の日本は、1次リーグ第6戦で前回バンクーバー五輪銀メダルの強豪カナダに6-8で敗れて通算が2勝4敗となり、上位4チームによる準決勝進出が厳しくなった。

 スピードスケートのショートトラック女子1500メートル準決勝で、伊藤亜由子(トヨタ自動車)は準決勝で2組の7着となり、決勝進出はならなかった。

 桜井美馬(東海東京証券)酒井裕唯(日本再生推進機構)は予選で敗退した。周洋(中国)が2連覇した。

 男子1500メートルで、近藤太郎(専大)は1分49秒31で31位だった。ズビグニェフ・ブロトカが1分45秒006で優勝し、スピードスケートではポーランド初の金メダルとなった。

 男子1000メートルは2006年トリノ冬季五輪王者で、韓国から国籍変更したビクトル・アンがショートトラックではロシア初の金メダルを獲得した。

 アルペンスキー女子スーパー大回転はアナ・フェニンガー(オーストリア)が制し、この種目で同国勢は3連覇となった。

 スケルトン男子で高橋弘篤(システックス)は4回戦で自己最速タイムを出すなど4回戦で12位だった。笹原友希(システックス)は22位。上位20人による4回戦には進めなかった。前回銅メダルのアレクサンドル・トレチャコフ(ロシア)が優勝した。

 ノルディックスキーのジャンプ男子ラージヒル(HS140メートル、K点125メートル)で41歳の葛西紀明(土屋ホーム)が139メートル、133・5メートルの合計277・4点で2位(銀メダル)に入り、7度目の出場で初めて個人種目のメダルを手にした。冬季五輪の日本勢最年長メダルで、今大会の日本選手団のメダルは5個になった。

 ジャンプでは、団体で優勝し、ラージヒルで船木和喜(フィット)が金に輝くなど大活躍した1998年長野五輪以来4大会ぶりのメダル。日本勢は、伊東大貴(雪印メグミルク)が252・5点で9位、清水礼留飛(雪印メグミルク)は252・2点で10位、竹内は249・3点で13位。優勝は、合計278・8点でカミル・ストッホ(ポーランド)がノーマルヒルに次いで2冠を達成した。このニュースの写真