関東学生陸上競技連盟は29日、来年1月2、3日の第97回東京箱根間往復大学駅伝の区間エントリーを発表した。

11月の全日本で、14年以来の優勝を遂げた駒大は、前回1年生ながら3区を区間3位で走り、全日本の8区区間賞のエース、田沢廉(2年)を2区に配置。エース区間で、ライバル校を突き放し、少しでも余裕を持って、苦手の5区の山登りに挑みたい。

また1区には今年の全日本でも1区を走り、区間3位と好走した加藤淳(4年)を起用。全日本同様の滑り出しでエース田沢につなげる作戦だ。08年以来の総合優勝に向け、駒大がまずはスタートダッシュで往路の主導権を握る作戦だ。