福居紗希(26=三井住友海上)が1時間44分48秒で優勝を飾った。2位に1分59秒差をつけ、3年ぶりに開催された青梅マラソンをトップで走り抜けた。

序盤から先頭集団でレースをけん引した。折り返し地点を過ぎ、下りが多くなってから徐々に引き離し「後半は下り基調なのは分かっていたので、一緒に行ってくれる選手がいて、乗せてもらおうと思った」と冷静に走り切った。

小雨が降ったり、急に陽光が差し込んだりと、不安定な天候の中でもペースを維持。結果には「最後の上げきれなかったところなど、そんなに良かったわけではないですが、想定していた範囲内ではいけたのかなと思う」と振り返った。

2位に入った中村優希(22=パナソニック)は1時間46分47秒をマーク。今年10月のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)の出場権を獲得済みで、“主婦ランナー”の山口遥(35=AC・KITA)は1時間47分45秒で走り、3位に入った。