<陸上世界選手権>◇7日目◇16日◇モスクワ・ルジニキスタジアム◇男子200メートル準決勝

 2組を走った“和製ボルト”飯塚翔太(22=中大)は20秒の61の7着で決勝進出を逃した。ウサイン・ボルト(ジャマイカ)が20秒12の同組1着で決勝に進出した。

 レースを終えた飯塚は「厳しい展開でしたけど、こんなもんかな。タイムは海外ベストです。ひっくるめたら悪くなかった」と悔しさの中に満足感を漂わせた。昨年のロンドン五輪の200メートルは予選で敗退した。今回は一歩前進し「いろいろ経験して負けて学ぶことも多い。準決勝を経験できて良かった」と前を向いた。