<柔道:グランドスラム東京2011>◇2日目◇10日◇東京体育館◇男子90キロ級

 男子90キロ級で今年の世界選手権銅メダリスト小野卓志(31=了徳寺学園職)が、3回戦で敗退。韓国選手に判定で敗れた。世界ランク2位で、今大会は当然「優勝するつもり」(小野)で臨んだが、本人が言う「勝てた試合」を落とした。「組み手のことで頭がいっぱいになった。もう少しガツガツ入って良かった」と後悔を口にした。この階級は西山大希(21=筑波大3年)が一歩リードの感もあるが、その西山大も2回戦で敗退。五輪代表選考に向け「次の試合で勝たなければいけない」と自分に言い聞かせた。