女子ダブルスの福原愛(26=ANA)若宮三紗子(25=日本生命)組は、準々決勝で敗れ、メダル獲得はならなかった。

 世界ランク1位の丁寧、同3位の李暁霞という中国トップペアの前に0-4。ゲームごとには競り合ったものの、最後に突き放される展開が続いた。

 2回戦で敗退したシングルスに続く黒星で、今大会を終えた福原は「1、2ゲームはチャンスがあったのに、勝ちたい気持ちが強くなりすぎてしまった。大会全体としては、あまり満足のいく大会ではなかった。あらためて世界選手権は独特な大会だと感じた。しっかりと合宿、練習を重ねてきたけど、それだけでは勝てない」と振り返った。

 若宮は世界選手権で過去2度、準々決勝まで勝ち進んだがメダルには届いておらず「三度目の正直で(カベを)越えられるかと思っていたけど…。いいプレーはあったけど、終わってみれば0-4。2ゲーム目で決めきれず、相手を調子づかせてしまった」と、悔しそうに話した。