世界ランク６位で第６シードの錦織圭（２６＝日清食品）が、同１位で第１シードのノバク・ジョコビッチ（２８＝セルビア）に６－２、４－６、６－７で敗れ、決勝進出を逃した。

　錦織は１４年の全米オープン準決勝以来の勝利を目指したが、惜しくもフルセットの末に敗れて８連敗。通算成績は錦織の２勝９敗となった。

　先週のマドリード・オープン準決勝でも顔を合わせ「だいぶ近づいてきているような気はしている」と手応えを口にしていた。王者を苦しめたが勝利にあと１歩届かなかった。

　ジョコビッチは１５日の決勝で第２シードのアンディ・マリー（英国）と対戦する。

錦　織

1

6－2 4－6 6－7

2

ジョコビッチ

サーブを放つ錦織圭（撮影・ＰＩＫＯ）

＜タイブレーク＞　３－３でサイドチェンジ。錦織はサーブで痛恨のダブルフォルト（錦３－４ジ）、錦織は回り込んで勝負のフォアを放つもネット（錦３－５ジ）、ラリーから錦織のバックハンドがアウト（錦３－６ジ）、長いラリーから錦織はフォアをサイドライン内側に決めて４－６、ジョコビッチのフォアはサイドアウト（錦５－６ジ）、最後はジョコビッチがセンターへのサービスポイントを奪って決勝進出（錦５－７ジ）

＜第１２ゲーム＞　錦織がラブゲームでキープ

＜第１１ゲーム＞　４０－１５からジョコビッチのドロップショットは幸運にもネットイン。ジョコビッチがキープ

＜第１０ゲーム＞　３０－３０からネットをとった錦織だったが、ボレーをパッシングショットで抜かれて３０－４０。錦織はフォアの逆クロスでジョコビッチの逆を突きジュース。ジョコビッチのリターンミスで錦織にアドバンテージ。最後はセンターへのサービスエースで、錦織がしのいでキープ

＜第９ゲーム＞　４０－３０から錦織のサービスリターンはアウト。ジョコビッチがキープ

＜第８ゲーム＞　４０－３０から錦織は深いフォアのクロスを決めてキープ

＜第７ゲーム＞　３０－３０から、ジョコビッチがバックのミスで錦織にブレークチャンス。ジョコビッチはサーブで崩し、フォアを決めてジュース。ジョコビッチのフォアにミスが出て、錦織のアドバンテージ。ジョコビッチはガットが切れるが気付かず主審に指摘され、ラケット交換。錦織はバックのリターンが惜しくもアウト、ジュースに。ジョコビッチは連続でリターンミス。錦織が待望のブレークバックに成功

＜第６ゲーム＞　錦織は３０－３０から、フォアをネットにかけ３０－４０。錦織はドロップショットでジュース。センターへのサービスポイントで錦織のアドバンテージ。ジョコビッチのパッシングショットが決まり２度目のジュース。錦織のショットがサイドアウトとなり、ジョコビッチにアドバンテージ。ジョコビッチのロブショットに錦織がスマッシュを決めて３度目ジュース。錦織が連続でフォアのクロスを決めて錦織がキープ

＜第５ゲーム＞　４０－３０からジョコビッチのサーブを錦織がリターンできずジョコビッチがキープ

＜第４ゲーム＞　１５－１５から錦織はバックのをストレート、ドロップショットで４０－１５。錦織のフォアのミス、ジョコビッチのリターンでジュース。サーブが決まり錦織のアドバンテージ、最後も外に逃げるサーブを決めて錦織がキープ

＜第３ゲーム＞　ジョコビッチは３０－４０から、ボレーを決めてジュース。錦織にフォアの逆クロスを決めらてアドバンテージを奪われるもジョコビッチは深いリターンで再びジュースに。深いラリーから錦織のリターン返らずジョコビッチにアドバンテージ、最後はサーブを決めてジョコビッチがキープ

＜第２ゲーム＞　４０－３０から錦織のフォアがアウトとなりジュースに。ジョコビッチの深いリターンを錦織は返せずアドバンテージを奪われる。最後はバックハンドがサイドアウトとなり、ジョコビッチにブレークされる

＜第１ゲーム＞　ジョコビッチは３０－１５からバックのドロップショットで４０－１５。最後は錦織のリターンミスを誘いジョコビッチがキープ

＜第１０ゲーム＞　錦織はジョコビッチのドロップショットを返せず３０－４０。最後は錦織のフォアがネットとなりジョコビッチがブレーク。第２セットを奪取

＜第９ゲーム＞　ジョコビッチがラブゲームで危なげなくキープ

＜第８ゲーム＞　錦織のサーブ。１５－４０のピンチ。ジョコビッチにフォアのミスが出て３０－４０。さらに錦織の深いバックハンドをジョコビッチがリターンミスしジュースに。ジョコビッチにリターンミスが出て錦織がアドバンテージ、最後もジョコビッチのリターンミス。錦織がしのいでキープ

＜第７ゲーム＞　４０－１５からジョコビッチはネットに出てボレーを決めキープ

＜第６ゲーム＞　４０－３０からジョコビッチのボレーミスで錦織がキープ

＜第５ゲーム＞　４０－３０から錦織のフォアの逆クロスが決まりジュースに。ジョコビッチはサーブでアドバンテージを奪い、最後はラリーから錦織のリターンが返らずジョコビッチがキープ

＜第４ゲーム＞　３０－１５から錦織はフォアをストレートに決めて４０－１５。最後はジョコビッチのリターンが返らず錦織がキープ

＜第３ゲーム＞　ジュースに入り、ジョコビッチはドロップショットでアドバンテージ。最後は錦織のリターンがネットに掛かりジョコビッチがキープ

＜第２ゲーム＞　錦織はダブルフォルト、ショットのミスが続き０－４０の大ピンチ。ジョコビッチにショットの連続ミスなどありジュース。４度目のジュースに入り、ジョコビッチのリターンミスで最後は錦織がキープ

＜第１ゲーム＞　４０－１５から錦織のバックハンドがネットに掛かりジョコビッチがキープ

＜シューズ交換＞　ジョコビッチがシューズ交換を行う　

＜第８ゲーム＞　４０－１５から錦織はジョコビッチのリターンミスを誘って第１セットを先取

＜第７ゲーム＞　１５－４０で錦織にダブルのブレークチャンス。最後は、ラリーからバックの強烈なストレートを決めて錦織がブレーク

＜第６ゲーム＞　ジュースから錦織の外に逃げていくサーブが決まりアドバンテージ。最後はジョコのリターンミスで錦織がキープ

＜第５ゲーム＞　ジョコビッチが持ち直しラブゲームでキープ

＜第４ゲーム＞　３０－３０から錦織にバックのミスが出てジョコビッチにブレークバックのチャンス。ここで錦織はラリーから強烈なフォアを決めてジュースへ。錦織はセンターへのサービスエースでアドバンテージ。最後はジョコビッチのリターンミスで錦織が苦しみながらもキープ

＜第３ゲーム＞　３０－４０で錦織にブレークチャンス。最後はラリーからドロップショットを決めた錦織がブレーク

＜第２ゲーム＞　錦織は３度目のジュースに。ジョコビッチのリターンミスが続き、錦織がキープ

＜メディカルタイムアウト＞　第１ゲームを終え、ジョコビッチは左足首を痛がるそぶり。トレーナーがコートに入り約７分間のメディカルタイムアウト。左足内側のくるぶし付近を負傷している様子

＜第１ゲーム＞　４０－３０から錦織のバックハンドのミスが出てジョコビッチがキープ

リターンする錦織圭（撮影・ＰＩＫＯ）

　

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