開志国際(新潟)と東京成徳大高との高校総体ベスト8対決は、開志国際が、85-65で東京成徳大高に勝利した。

 開志国際は第1Q立ち上がり、完璧とも思えるディフェンスで東京成徳の攻撃を封じた。中盤まで11-0とリードし、前半で43-23と20点差をつけた。そして、そのまま逃げ切った。

 藤永真悠子(2年)が得意のアウトサイドからのシュート、堅いディフェンスで勝利に貢献した。「自分たちの早い展開のバスケができた」とニッコリ。それでも、外からのシュート結果には「前半は良かったが、第3Qはもうちょっとだった」と反省も忘れない。

 伊藤翔太コーチは「相手は走ってくるチームなので勢いにのせたくなかった。チーム全体で緊張感持って臨めた」と立ち上がりの攻守の成功に笑顔を見せた。「出し惜しみなく120%の力を出せた」という同コーチ。準々決勝の桜花学園戦に向けては「やっと挑戦権を得られた。このためにやってきたので、保護者も含め全員で挑みたい」と総力戦を誓った。