日本バレーボール協会新会長に就任した嶋岡健治氏(68)が30日、東京都内で記者会見し「バレーボール界が心を一つにして団結することが最も重要。協会、Vリーグ機構が強化、運営で一丸となってまい進する」と抱負を語った。

 29日の臨時理事会で、全会一致で決まった嶋岡新会長は1972年ミュンヘン五輪男子金メダリスト。日本バレーボールリーグ機構(Vリーグ機構)会長も務める。

 バレー協会は木村憲治前会長が6月の評議員会で理事選出に必要な過半数の票を得られず退任。3期連続で会長が1期2年で交代する異例の事態となり、会長不在が2カ月以上も続いていた。