東地区1位の秋田ノーザンハピネッツは、同2位の福島ファイヤーボンズに敗れ、開幕からの連勝が12で止まり、単独でのリーグ記録更新を逃した。また、チームの最多連勝記録の更新もならなかった。

 稼ぎ頭のカディーム・コールビー(27)が負傷で欠場した。第1クオーター(Q)を13-19で終えた。だがその後追い上げ、第3Q終了時に51-54とし、熱戦を繰り広げた。しかし第4Qに差を広げられた。ジョゼップ・クラロス・ヘッドコーチ(48)は「勝つチャンスはあったと思うが、最初の前半のインテンシティー(プレーの激しさ)が勝つために必要なレベルではなかったと思います。フリースローが16-41では勝つことが難しい」と敗因を分析した。

 首位秋田とのゲーム差を3に縮めた福島の森山知広ヘッドコーチ(32)は「プレッシャーディフェンスの中で、心折れずにアタックし続ければチャンスがあると思った。フリースローの41本というのも、その結果だと思う。秋田さんにプレッシャーをかける大きな勝ちだ」と振り返った。