国際柔道連盟(IJF)は6日までに20年東京五輪で採用する新ルールを発表し、今年の試験導入段階で廃止された技あり2つによる「合わせ技一本」の復活が決まった。来年1月の国際大会から適用される。試合の決着方法も変更となった。

 世界選手権男子100キロ超級代表の王子谷剛志が、20年東京五輪で採用される新ルールについて言及した。世界無差別級選手権(11、12日、モロッコ)へ出発前に取材に応じ「合わせ技一本が復活することで、投げて抑え込めば勝機が高くなる。ただ、やることは特に変わらない」と話した。