ジャンプ男子の予選で葛西紀明は飛び出した瞬間、強い追い風にたたかれたそうで82メートルに落ち、2012年12月以来、5季ぶりの予選落ちとなった。あまりの悪条件に「どうしようもないし、笑っちゃう」と観念したように言うしかなかった。

 予選前の2回の公式練習では1回目に全体で3番目の飛距離の138・5メートルを飛んでいた。「本当にジャンプが駄目だったら『はーっ』となるけど、良くなっていたので…。悔しい」と無念さをにじませた。