テレビ朝日ビッグスポーツ賞の授賞式が11日、都内のホテルで行われ、欠席したフィギュアスケート男子の羽生結弦(23=ANA)がメッセージを発表した。

 「平昌五輪に向けて強い気持ちを持って日々過ごしています。これからも努力を重ね、自分を超え続けたいと思います」。壇上の大画面に、フリープログラム「SEIMEI」を演じる姿とともにこの言葉が映され、代読された。

 羽生は昨年11月9日、NHK杯の公式練習で右足首を負傷し、同大会を欠場。12月末の全日本選手権も欠場したが、実績により五輪代表に選ばれた。現在は、2月の平昌五輪での連覇に向け、調整を続けている。体操の白井健三(21=日体大)は「羽生選手は五輪に向けての合わせ方を分かっていると思う。自分を信じて頑張ってほしいと思います」とエールを送った。