リオ五輪銅メダルの羽賀龍之介は負傷をする最悪の形で、1回戦で姿を消した。

 イタリア選手と組み合った後に投げをこらえようとするがすぐに「参った」をした。立ち上がると左手首付近を押さえ、医務室へ直行した。

 昨年の世界選手権は2回戦負け。再起を期した大会に向け「稽古も120%でできたので言い訳できない」と強い気持ちで臨んだが、今後への不安が大きく残ってしまった。