バスケットボールB2リーグの仙台89ERSは12日、仙台市内で「18~19シーズン決起集会」を行った。約500人のブースターが足を運んだ集会には今季からチームを指揮する桶谷大ヘッドコーチ(HC=40)と10選手が参加。同HCは「B1昇格は無二の目標。会場に足を運んでほしい」と呼びかけた。

 現役引退した志村雄彦新GM(35)を含め、昨季から大きくメンバーが入れ替わった。残ったのはSF泉秀岳(26)、PG新号健、白戸大聖、PF宮本滉希(いずれも23)の4選手だけ。新たにポスト志村の期待を背負う司令塔・月野雅人主将(29)を含む6選手が加入。月野主将は「フィジカルを生かしたディフェンスを見てほしい。リーダーシップも出してチームにエナジーをもたらしたい」と意欲を見せた。

 昨季までB1北海道でプレーした身長211センチのセンター、ダニエル・ミラー(27)とPFタイラー・ハリス(24)の米国人2選手も合流。ミラーは「リバウンドやブロックショットのほかにスタッツ(公式成績)にならないところでも活躍したい」。ハリスは「基本的にスコアラー(点取り屋)なのでガンガン点を取る」と宣言した。

 新ユニホームもお披露目された。今季22戦で着用する黒のホーム用、28戦で着用する白のアウェー用、さらにホーム8戦とアウェー2戦で着用する黄色のサードユニホームの3種も発表された。【佐々木雄高】