世界177位の西岡良仁(22=ミキハウス)が敗れたものの大きな経験を積んだ。

自身初めての4大大会センターコートで、4大大会歴代最多の優勝を誇る同2位のフェデラー(スイス)と対戦。2-6、2-6、4-6のストレートで敗れたが「フェデラーを本当に尊敬しているが、過剰に強すぎるイメージを持ちすぎた。意外とラリーができた」。フェデラーとの初対戦以上に戸惑ったのがセンターコートの雰囲気だった。「珍しくかなり緊張した」と言い、全米特有の「うるささにはびっくりした。1回もシーンとしなかった」。4大大会最大の舞台での“生ける伝説”との戦いに「このコートで戦ってきた経験の差」と話した。