明星学園(東京)が市尼崎(兵庫)に、92-53で完勝した。

明星学園は第1Q、ゴンザガ大・八村塁の妹、安美菜(あみな、2年)の3ゴール6得点などで25-11とリードを奪うと、その後は小刻みな選手交代で点差を広げた。

174センチの八村はリバウンドも見せ、合計7つはチーム最多タイ。それでも「(相手に)リバウンドを取られた」とポツリと一言漏らし、反省した。

この日の試合展開に関し「小さい子が代わりばんこに激しいディフェンスをしないと勝てない」と話した椎名真一コーチは、安美菜について「いい子だけど優しすぎる。攻めて失敗しないとうまくならない」と暖かさの中にも厳しく評価した。それでも、2人の兄の活躍も高校2年の終わりからと知った同コーチは、八村の今後の試合での成長に期待していた。