佐藤幸椰(23=雪印メグミルク)がW杯初の表彰台となる銅メダルを獲得した。

1回目に133メートルで2位につけると、2回目に131・5メートルを飛び、合計273・3点。1回目首位の昨季世界選手権2冠クラフト(オーストリア)を惜しくも逆転できなかった。1位から3位までの差はわずかに5ポイントだった。

4日のジャンプ週間第3戦を兼ねた個人第10戦で自己最高の6位に食い込むなど、好調を維持して今大会を迎えていた。個人総合首位を独走する小林陵侑(22=土屋ホーム)は7位に終わったが、今度は佐藤が代わって日本ジャンプ陣をけん引した。

合計点の順位は以下の通り。

(1)クラフト(オーストリア)278・3点

(2)ヨハンソン(ノルウェー)275・7点

(3)佐藤幸椰(日本)273・3点