4月の日本選手権に向けた試金石となる試合で、女子200メートル個人メドレーを大橋悠依(23=イトマン東進)が2分9秒91で制した。

最初のバタフライからリードを奪って一度も先頭を譲らずにフィニッシュ。目標に掲げていた2分10秒ぎりも達成して「タイムを見て納得しました。きついかなと思っていたが、よかった」と笑顔を見せた。

大橋はこれで400メートルのとの個人メドレー2冠を達成。7月の世界選手権韓国大会に向けて「メダルを取りたい。4種目がそろわないと世界では戦えない」とさらなる進化を誓った。

男子200メートルバタフライは、瀬戸大也(24=ANA)が1分55秒24で優勝した。400メートル個人メドレーとの2冠となった。ただし「前半のスピードが出てない。ちょっと自分に期待しすぎた。4月(の日本選手権)にしっかり調整したい」と話した。

この日で2日間の大会が終了。大会最優秀選手には男子は瀬戸、女子は大橋が選ばれた。