ジャンプ男子団体で、日本が5大会ぶりのメダルを獲得した。佐藤幸椰(23)、伊東大貴(33)、小林潤志郎(27=以上雪印メグミルク)小林陵侑(22=土屋ホーム)で挑んだ日本は、1回目454・2点で3位につけると、上位8カ国による2回目で順位を守った。09年リベレツ大会(チェコ)銅メダル以来の表彰台に立った。

日本の若きエースがまたも大仕事をやってのけた。アンカー小林陵は1回目127メートルを飛んで3位を確保した。前日の個人ラージヒルはメダルを期待されながら、4位に失速した。そのうっぷんを晴らすかのようなジャンプでチームを鼓舞した。2回目もしっかり123メートルを飛び銅メダルを呼び込んだ。実に日本勢10年ぶり、5大会ぶりの表彰台を決めた。

ニューヒーローたちが新たな歴史を築いた。メダルをかけた2回目、1番手の佐藤が125メートルを飛び、その時点で2位に浮上し弾みをつけた。3番手の小林潤も弟陵侑に負けじと1回目127メートル、2回目126メートルと安定したジャンプでまとめ、メダル圏内を維持し最後を飛ぶ弟につなげた。20代の若武者たちが奮闘し、メダルを引き寄せた。

09年リベレツ大会は栃本、岡部、伊東、葛西で臨み銅メダルを獲得した。10年の時を経て、伊東はチームリーダーとして引っ張り、それに小林陵ら3人の若いメンバーが加わり表彰台に返り咲いた。3月1日には個人ノーマルヒルが行われる。日本勢はラージヒルではかなわなかった16年ぶりの個人戦メダルを狙いにいく。