飛び込みワールドシリーズ相模原大会の公式会見が2月28日、神奈川・相模原市内のさがみはらグリーンプールで行われた。

女子で15歳の金戸凜(セントラルスポーツ)は、国際水連主催で世界のトップ選手が集う同シリーズでデビュー戦を迎える。「初めてなので、うきうきしている。世界中の選手、ジャッジに自分の演技を覚えてもらいたいです」と笑顔で話した。

金戸は、飛び込み一家に生まれ、親子3代でのオリンピック(五輪)出場を目指している。13年9月に東京五輪開催が決定した際は10歳だったが、定期的なオーストラリア合宿などで技術を磨いてきた。

昨年、同シリーズの下部大会で好成績を収めて、プレ五輪イヤーに最高峰シリーズの出場権を得た。父の恵太コーチ(51)は「ワールドシリーズを飛ばしてもらえるだけで光栄。新しいステップになる。ランキング的には決勝にいければ万々歳だと思う」とした。金戸は、3月1日のシンクロ3メートル板飛び込みと、同2日の高飛び込みに出場する。