男子プロバスケットボールBリーグの昨季王者アルバルク東京は12日、22-23年シーズンから1万3243人収容可能となる代々木第一体育館をホームアリーナとして利用する予定であることを明らかにした。

この日都内で行われた同リーグの理事会で第1回の19-20年シーズンのライセンス交付判定が行われ、同クラブの方針をリーグが発表。B1ライセンスの継続交付も決定した。

A東京はBリーグが開幕した16-17年シーズンは代々木第二体育館をホームとしてきたが、20年東京五輪開催に伴う改修工事にしたがって、17-18年シーズンからは3275人収容のアリーナ立川立飛もホームとしてきた。しかしBリーグの定めるB1ライセンス交付のためには5000人以上収容可能のホームアリーナの確保などが条件とされているため、5000人以上収容可能のアリーナ新設計画も継続しながら、22-23年シーズン以降は代々木第一体育館をホームとする方向性を定めた。

昨季王者の実力クラブが1万人を超えるホームアリーナを使用することについてBリーグの大河正明チェアマン(60)は「首都東京で1万人規模のアリーナというのは、ついにそういう時代にきたか、という感じです。A東京は3000人規模でやっているクラブではないと思うし、大きなハコで、千葉とか琉球とか栃木とかが相手の時には1万人入れるぞとの意気込みでやってほしい」と話した。