レッドブル・ホンダはマックス・フェルスタッペンが4位となった。
ホンダはこの週末からスペック2と呼ばれる信頼性向上型の新型パワーユニットを投入。フェルスタッペンは2キロにおよぶ長いストレートで前走車の背後について空気抵抗を減らすスリップストリームを利用することができれば、ポールポジションを取ることも可能だったと語った。
「クルマは思っていたよりもずっと良かったんだ。最後のアタックはトウ(スリップストリーム)が使えなかったけど、それがあれば0.4~0.5秒は簡単に稼げる。ということはメルセデスAMGやフェラーリとかなりの接戦でポールポジション争いができていたと言うことだ。これだけの速さがあるとは思っていなかった。ポジティブな意味での驚きだよ」
ホンダ勢ではトロロッソ・ホンダのダニール・クビアトもQ3に進出し、やはり単独走行でスリップストリームを使わずとも6位と好調ぶりを見せた。
スペック2パワーユニットは従来型に比べてわずかに出力が向上しているが、これはあくまで小さなもので、今回の結果に寄与したわけではないとホンダの田辺豊治テクニカルディレクターは語った。
「それはないと思います。性能向上は“若干”ですし、パワーユニットが良くなったからこの結果になったということは全くありません。今週は本当にクルマとしての仕上がりが良いんだと思います。ただし中団グループは0.1秒以下の差でポジションがいくつも変わるほど大接戦なので、こうした小さな進歩の積み重ねが効いていることも確かではあります」
残念ながらレッドブルのピエール・ガスリーはフリー走行での車重計測無視があり、決勝はピットレーンスタートが義務づけられた。予選では路面がどんどん向上していく中でトップタイムを記録したが、その際に燃料流量が規定の100kg/hを超えていたため失格扱いとなっている。トロロッソのもう1台アレクサンダー・アルボンは13番手から決勝に挑む。
「長いレースでいろいろあると思うので(後方スタートの)ガスリーとアルボンも含めて着実に走って得点圏内で4台完走を狙って行きたいと思います」(米家峰起通信員)


