世界ランキング6位の錦織圭(29=日清食品)が、元5位で同82位のツォンガ(フランス)を4-6、6-4、6-4、6-4で下し、5年連続6度目となる3回戦進出を決めた。

試合を終えた錦織は「(ツォンガは)2回戦で普段は当たる相手じゃないので、タフな試合だった。(第4セットで)0-3から(同セット5ゲームで)ブレークバックできて追いつけたのが大きかった。(第3セットでも第2ゲームの)ダウンからブレークで追いつけた。自分のテニスを貫いて、リターンゲームでもチャンスがあると思っていた。リターンゲームで集中してやっていた。(次の3回戦は初対戦のジェレ)彼もいいテニスをするし、クレーでもいいプレーをするので頑張りたい」と話した。

錦織は今大会で37度目の4大大会本戦出場。もし初優勝した場合、01年ウィンブルドンで41度目の4大大会本戦出場で初優勝したイワニセビッチに次ぐ、男子では史上2番目の遅咲き優勝となる。

次戦は世界32位ラスロ・ジェレ(セルビア)と対戦する。