昨季東地区5位の秋田ノーザンハピネッツが、同中地区3位の富山グラウジーズに95-75で勝ち、プレシーズンマッチ2連勝発進した。

開始から攻守で圧倒した。第1Q(クオーター)最初に中山拓哉(25)が先制すると、ハビエル・カーター(28)が3点シュートで続いた。ウィリアムス・ニカ(32)がダンクを決めると、今季ホーム初の試合にブースターも大歓声。20-10と好スタートを切った。

第2Qは中山の絶妙アシストをカディーム・コールビー(29)がダンクシュート。さらに中山のパスを野本建吾(27)が加点した。細谷将司(30)もブザービーター3点シュートを決めてガッツポーズ。42-28で前半を折り返した。

第3Qでは新加入同士の連係も光った。左サイドでボールを受けた伊藤駿(29)が、逆サイドに走った古川孝敏(31)にスピードあるパスを通した。古川が迷わず放った3点シュートを決めると、さらに3点シュートを連発し、突き放した。古川は精力的な守備でも数的有利な状況を作り続け、昨季以上の守備力をチームにもたらす期待を膨らませた。

8月31日の今季初戦は敵地で宇都宮ブレックス(同東地区2位)相手に81-72と勝利。8日には仙台89ERSと秋田県立体育館(午後4時開始)で対戦する。