B1新潟アルビレックスBBは9、10日、東地区首位のサンロッカーズ渋谷とアウェーの東京・青山学院記念館で対戦する。

前節名古屋D戦(2、3日)で今季初の連勝を記録した勢いをつなげたいこのカード、好調のSG/SF上江田勇樹(32)が要所で攻撃をリードする。「周りがタイミング良くパスをくれるから打てている」。上江田は控えめに話す。名古屋Dとの2戦目(3日)で今季自己最多の14得点をマーク。3点シュートは3本中2本、2点シュートは5本中4本と高い精度で決めた。

ここ4試合連続スタメン出場中。ここまで12試合中10試合で先発に名を連ねる。「スタートで出ることでリズムを作れる。チームで最初のシュートを決めようと思っている」。名古屋D戦の1戦目は先制のジャンプシュート、2戦目はチーム初得点を3点シュートで奪った。強敵・SR渋谷戦にも「勝って勢いをつけたい」とアグレッシブに行く。【斎藤慎一郎】

○…1試合平均21・1点で得点ランキング6位のPFニック・パーキンズ(23)はチームプレーに徹する。米国にいる家族が個人成績を確認し連絡をくれると言う。ただ「その時に自分の得点順位を知った」と言うほど個人の結果には興味がない。「自分が囲まれた時は周囲の味方にパスをすれば得点してくれる」。4試合連続でアシストを記録していることに手応えを感じており、SR渋谷戦も「チームに貢献するプレー」を意識する。