フィギュアスケートの4大陸選手権は9日、韓国・ソウルで男子フリーが行われる。午前には会場の木洞アイスリンクで公式練習が行われた。

7日にショートプログラム(SP)世界最高得点で首位発進した羽生結弦(25=ANA)は、18年平昌五輪で2連覇を果たしたフリー「SEIMEI」の曲をかけての通しを前に、わずか15分の練習で引き揚げた。羽生不在のリンクに「SEIMEI」の曲が流れると、会場は手拍子に包まれた。

練習は序盤からハイペース。トーループ、サルコーなど4回転を次々と決めていき、ルッツも6本目の挑戦できっちりと着氷。引き揚げる際には観客席に一礼した。

男子フリーは午前11時半から行われ、羽生は22番滑走。午後3時、氷上に立つ予定となっている。