【ベルリン(ドイツ)=阿部健吾】ローレウス財団による「世界スポーツ賞」の授賞式が17日(日本時間18日)にドイツ・ベルリンで行われ、年間最優秀成長選手賞はエガン・ベルナル(22=コロンビア)が選ばれた。110年間の歴史を持つ昨夏のツールドフランスで最年少の22歳で制した。昨年のラグビーW杯で初の8強入りと躍進した日本代表は惜しくも受賞ならなかった。

◆ローレウス財団 00年に発足され、「スポーツの力で1つになる」との命題を基に、世界40カ国で社会貢献活動などを展開する。さまざまな競技での伝説的選手がメンバーに名前を連ね、「世界スポーツ賞」の授賞式は「スポーツ界のアカデミー賞」とも称される。日本では内村航平、香川真司、杉山愛さんが大使を務める。18年には大坂なおみが年間最優秀成長選手賞に輝き、日本人初の受賞となった。