バスケットボール男子日本代表の篠山竜青(31=川崎ブレイブサンダース)が27日、Bリーグのシーズン終了が発表されたことについて所属を通してコメントを発表した。

篠山は「パートナーの皆さん、スポンサーの皆さん、ファミリーの皆さん。たくさんの応援ありがとうございました」と感謝をつづった後で「スケジュールがどうなるかわからない中、ハードに準備し続けたこのチームを誇りに思います。この難しい困難を一丸となって乗り越えていきましょう」とメッセージを発信した。

新型コロナウイルス感染拡大で延期、無観客、中止と、状況が目まぐるしく変わった。篠山自身も昨年12月に左肘関節を脱臼して離脱し、15日に復帰したばかりだった。25日には東京五輪延期も決定。チームでも代表でも主将を務める篠山にとって不本意なシーズンとなってしまったが「難しいシチュエーションになったからこそ、リーグとチームが信頼できる組織だと再確認できた。選手会の価値も知ることができた」とこの逆境もプラスにとらえる。

メッセージの最後は「日本一丸!」と大好きな言葉で締めた。バスケットで元気を与えてきた篠山が、一丸となった日本を引っ張って困難を乗り越える。