三遠ネオフェニックスが65-83で千葉ジェッツに敗れ、今季黒星発進となった。Bリーグ参入5年目で、ホーム浜松での開幕戦を初めて迎えたが、地元ファンに勝利を届けることはできなかった。

16-32と大量リードを許した第2クオーター(Q)中盤。PG鈴木達也(29)の得点を皮切りに、4連続得点と反撃を始めた。SGアンドレ・マレー(33)もバスケットカウントとなる3点シュートをねじ込み、第3Qには一時3点差まで追い上げた。しかし、相手は日本代表PG富樫勇樹(27)を擁する優勝候補の千葉。第4Qで徐々に点差を離された。

4日にも行われる開幕第2戦も、浜松アリーナで千葉と対する。コロナ禍で合流が遅れているブラニスラフ・ヴィチェンティッチ新監督(49)に代わって指揮を執る河内修斗トップアシスタントコーチ(35)は「明日もこのメンバーでしっかり戦っていきたい」と顔を上げた。【前田和哉】

▽河内トップアシスタントコーチ「40分間戦うことが目標。そこに関しては、第1戦から選手はよくやってくれたと思う。これを続けていくことが大事」

▽PG寺園脩斗主将(26)「攻撃でフリーのシュートを決めきれなかった。決めていたら、第4Qでもう少しチャンスがあったと思う」