前日のショートプログラム(SP)2位の鍵山優真(17=星槎国際高横浜)が好調を維持した。世界的振付師ローリー・ニコルさんが手掛けた「アバター」を舞うフリー。曲かけでは以下のジャンプ構成を確かめた。

<1>4回転サルコー

<2>2回転トーループ

<3>3回転フリップ

<4>4回転トーループ-2回転トーループ

<5>トリプルアクセル(3回転半)-1回転オイラー-3回転サルコー

<6>3回転ルッツ(単発で3回転ループを付けられず)

<7>トリプルアクセル-2回転トーループ

昨年は3位。今年11月のグランプリ(GP)シリーズNHK杯では男子初のデビュー戦Vを遂げた。これまではSPでミスしてフリーで挽回することが多かったが、今回は納得のSP。続くフリーへ「毎回、ショートが悪くてもフリーは勝手に気持ちが切り替わっているので、寝て起きたら集中している。そこは良いところかな」と逆転での全日本初制覇へ自然体で挑む。

23番滑走。午後8時55分ごろの登場予定となっている。【木下淳】