16年リオデジャネイロ五輪代表の長谷川涼香(20=東京ドーム)は、2分9秒12で2位だった。予選は2分11秒61の全体トップで通過した。決勝は前半の100メートルを1分0秒91のトップ通過。しかし同じ所属の牧野紘子にラスト50メートルで追い上げられて、逆転された。

2分9秒02で優勝した牧野は「後半、涼香(長谷川)についていこうと思った。タイムはあまり速くないが、優勝できてよかった。最近は勝負に負けることが多かったので、勝つことができてよかった」とした。

長谷川は、昨年8月に19年世界選手権優勝タイムを上回る自己ベストの2分5秒62をマーク。同12月の日本選手権でも100メートルと200メートルでバタフライ2冠を達成したが、この日はわずか0秒10差で敗北。最終日の24日には100メートルバタフライにエントリー。この日の悔しさをぶつける。