ラグビートップリーグ・ヤマハ発動機のプロップ岡本慎太郎(24)が、今季開幕の日野戦(21日、大阪・花園)のメンバー入りに向けて、意欲を示した。12日の練習後、「プロップとして必要とされるよう、アピールしていきたい」と強調。チームで取り組んできた走力向上については「初速が良くなり、ボールキャリーとして力を伸ばせた」と話し、自身の成長ぶりを感じていた。課題のスクラムでも「自分の形(姿勢)が決まりつつある」と自信をのぞかせたが、「(相手との駆け引きで)対応力がまだ足りない」と気を引き締めた。

堀川隆延監督(47)から「岡本はチームのエナジー(力や元気)になる」と評価されている。京都成章高から帝京大に進み、大学1~3年では選手権優勝などに貢献してきた成長株。入団2シーズン目の今季、大暴れしそうな気配だ。【倉橋徹也】