27日に閉幕した陸上の日本選手権で東京オリンピック(五輪)に内定した選手の会見が28日、大阪市内のホテルで行われた。

男子110メートル障害の金井大旺(ミズノ)が、最初で最後の五輪に集中する。函館ラサール高、法大と進んだ25歳は、歯科医を目指すため今季限りで現役引退する。前日27日の日本選手権決勝では、日本新記録を樹立した泉谷駿介(順大)に次ぐ2位。東京五輪では日本勢初の決勝進出が懸かり「最初で最後。後がない状況がプラスに生きる。悔いなく終われるように残り時間やりたい」と誓った。