初の五輪出場を目指す三原舞依(21=シスメックス)が今季初戦で61・83点をマークし、5位発進した。新プログラム「レ・ミゼラブル」でジャンプ3つを全て着氷。アイスショーでは披露していたが「アイスショーより試合のリンクの方が大きい。全体的に(滑りで)カバーするのと、ステップとかのレベルを、しっかり取れているのかを意識しました」と振り返った。

今季は22年北京五輪シーズンとなり、12月の全日本選手権(さいたまスーパーアリーナ)後に日本代表3人が選出される。4年前の18年平昌五輪シーズンは「悔しい思いをした」と思い返し「まずは1つ1つの試合を大切にしたい。明日のフリーも含めて、最後まで自分らしく、力強く滑りたいと思います」と誓った。【松本航】