第1戦北京大会で4位に入った吉永一貴(22=中京大・トヨタ)が、まさかの敗退となった。5組で登場し、前半から予選進出圏内の2番手でレースを進めた。だが残り2周となり、コーナーで転倒。壁に体を打ち付け、レース後は首をかしげた。

18年平昌五輪に高校生で出場した吉永は、日本男子のエース格。前日28日には長島圭一郎ヘッドコーチ(39)から「(22年北京)五輪シーズン。ガチ(ンコ)でみんな(他国が)来る状態での4位はそこまで(過去の)日本でない。1発目(の国際大会)で1桁の順位に入れたのは強くなった」と評されていた。

今大会はW杯2戦目。今季のW杯4大会の結果を踏まえて、北京五輪の出場枠が決まる。