18年世界選手権5位の友野一希(23=セントラルスポーツ)は合計245・11点の6位で大会を終えた。ショートプログラム(SP)6位から迎えたフリーは161・20点だった。

「今回はスピンに苦しめられた」。試合後に、悔しそうに振り返った。SPでレベルを落としたことを「引きずった」と、フリーでも中盤のスピンでミスが出て、レベルも取れずに0点に。序盤からトーループ、サルコーの4回転ジャンプを決めていた良い流れが断ち切られ、後半のジャンプではミスが続いた。演技後には頭を抱えた。「ジャンプは普段しないアクセルのミスで動揺してしまった。そこも集中して練習していかないとなと思いました」と反省を口にした。

次戦は第6戦ロシア杯(26~28日、ソチ)に出場する。