新潟ラビッツは73-101でトヨタ自動車に敗れ、開幕からの連敗は14になった。それでも昨季王者を相手に前半は40-38とリードし、今季リーグ戦最多得点を記録。オールコートでプレスをかける守備で相手のミスを誘い、第3クオーター途中には48-38と10点差をつけるなど見せ場を作った。

13得点のSG金沢みどり(25)は「後半に得点が止まってしまった」と10点リードした直後から相手に対応されて流れを渡したことを悔やんだ。ただ、「ここまで取れたことは良かった」と強敵相手の73得点を収穫に挙げた。大滝和雄監督(76)も「何をどうすればいいかを考えていた。彼女たちの努力を褒めてあげたい」と健闘を評価した。