東京五輪2冠の大橋悠依(26=イトマン東進)の表情に明るさが戻ってきた。

200メートル個人メドレーで2位に敗れ「悔しい」と口にしつつも「集中して泳ぐことができた」。前日の400メートル個人メドレーでは不本意な内容に終わり、涙を浮かべた。しかし、この日は石松コーチの助言を受けて入場時から笑顔。練習仲間でもある入江からはレース前に「今日どんな結果でも、また来週から練習やるんだから」と声を掛けられ、気持ちが楽になったと感謝した。