体操で五輪個人総合2連覇など、数々の偉業を残した内村航平(33=ジョイカル)の競技人生最後の舞台に、あのお菓子が感謝のサポートだ。
1月の引退会見の場で発表された「KOHEI UCHIMURA THE FINAL」(東京体育館)。12日の開催日を控えた練習会場には、1つの横断幕が掲げられていた。
「ブラックサンダー」
ココアクッキーとプレーンビスケットをチョコレートでコーティングしたお菓子で、1本30円(税抜き)という手頃な価格で愛される商品だ。
製造元「有楽製菓」の河合辰信社長は「内村航平選手のおかげで今のブラックサンダーがあります」と説明する。
縁は長い。08年北京五輪前に内村が明かした大好物が同製品だった。19歳にして個人総合の銀メダリストになると、お菓子の知名度も急上昇で注文が殺到。その後もたびたび話題となった。
同社長は「弊社では以前から内村航平選手に対して何か恩返しがしたいと考えておりましたが、いまの企業規模ではできることが限られておりました」と明かす。「そんな折に内村航平選手が主催する大会が開かれるというお話をいただき、受けたご恩に少しでも報いることができるのではないかと思いご協賛させていただくことを決めました」とついに初のコラボレーションが決まった。
1月の引退会見前に話をもらったという。「まさか選手として最後の大会になるとは夢にも思っておりませんでしたが、結果として内村航平選手新たな門出を応援させていただける素晴らしい機会となりました。明日は素敵な演技を見せていただけると思いますので、楽しみにしております」と期待した。
最後の舞台にふさわしい協賛に、内村は自身のフェイスブックで「僕の大好きなブラックサンダーなので、とても嬉しいです!」と投稿した。


