男子は、昨夏の全国高校総体ベスト4の静岡学園が、4大会連続の優勝を飾った。女子は7大会連続で浜松修学舎が制した。両校は、21~22日に行われたシングルスとダブルスも制し、3冠を達成。今夏の全国高校総体(愛媛県宇和島市)の出場権を獲得した。

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静岡学園は強さを見せつけた。1回戦の伊豆総合戦から、準決勝までの4試合を全てストレート勝ち。決勝は昨年と同じ浜松修学舎戦となった。1対1で迎えた3ゲーム目のダブルスでは、サーブで相手を崩し、チームの2勝目を挙げた。続くシングルスも制し、3-1で勝利。

今大会3冠となった田中京太郎(3年)は「緊張せず楽しくできた。目標の3冠も達成できてうれしい」と笑顔。同校を率いて18年目の寺島大祐監督(39)は「毎回苦戦する団体戦だが、今年は勝ち方が立派だった。練習の成果が出たと思う。目標は昨年と同じ全国総体ベスト4」と力を込めた。