フィギュアスケート女子の坂本花織(22)と三原舞依(22=ともにシスメックス)が31日、神戸市役所で表彰式に出席した。

坂本は2月の北京五輪銅メダル2個で「神戸栄誉賞」、3月の世界選手権金メダルで「神戸市スポーツ特別賞」をダブル受賞。三原は1月の4大陸選手権優勝で「神戸市スポーツ特別賞」を受賞した。

三原は、来季の目標に世界舞台への復帰を掲げた。

「世界選手権と4大陸(選手権)の代表になれるように(12月の)全日本選手権でベストの演技をして、表彰台に上がること」

昨年12月の全日本選手権は4位で「すごくすごく悔しい思いをした」という。北京五輪代表の3枠には入れなかったが、1月の4大陸選手権代表に選出された。「選んでいただけたことがすごくうれしくて」と、日本代表の喜びを抱いて、同選手権に臨んだ。「特にフリーの前はすごく緊張して、泣きそうなくらいでしたが、何とか自分を信じて、今までの練習を信じて演技した」。SP、フリー、合計をすべて更新する218・03点を出して、同選手権5年ぶり2度目の優勝を飾った。

この日、表彰を受けて気持ちを新たにした。「賞状もトロフィーもすごくうれしいです。来季以降もお祝いしてもらえるような成績を出したい。私自身がテレビを見て、こんなふうになりたいと思って、スケートを始めたので、スケートがいいなと思ってもらえたらいい」と話した。

来季のプログラムについては「SP、フリー両方とも作り終えていて、お披露目はまだなんですが、練習をしていって、いい演技をしたい」と意気込んだ。

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