1924年の第1回シャモニー五輪から実施されているノルディックスキー複合が五輪から除外される可能性があると15日、AP通信が報じた。
複合は五輪で女子が実施されていない。男女平等の観点から、除外される懸念があるという。冬季五輪に5度出場し、米国の競技団体幹部を務めるデモング氏が「26年大会から複合の男子を取り下げることを関係者から聞いた」と明かしたという。同氏は「第1回大会から実施されているオリジナル競技の除外は短絡的で、間違っている」と批判している。
国際スキー連盟(FIS)は女子の五輪採用を目指し、W杯は20-21年シーズンから、世界選手権では21年に初めて実施。五輪への準備を進めていた。国際オリンピック委員会(IOC)は24日の理事会で2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪の実施種目を最終判断する予定。同大会の追加競技に山岳スキーの採用を決定しており、参加選手数の増加を望んでいない。このため、複合競技そのものを外そうとしているという。
日本は2月の北京五輪で、過去2大会個人銀メダルの渡部暁斗(北野建設)が個人で銅、団体でも銅を獲得。過去には92年アルベールビル、94年リレハンメル大会で団体金メダルに輝いている。日本の関係者からは「何も聞いていない。驚いている」と、驚きの声が上がった。


