世界記録を更新しようかという好タイムが飛び出し、テレビ朝日で解説した萩野公介さん(27)が日本時間深夜に絶叫した。

若手のレオン・マルシャン(20=フランス)が4分4秒28の大会記録で優勝したこのレース。同種目で16年リオデジャネイロ五輪金メダリストの萩野さんは終盤、好記録誕生の可能性が高まるにつれてテンションアップ。「ちょっと待って、ちょっと待って。ここで歴史が動く!?」「いやいやいや、本当にやばい」「オーマイガー」。マイクの前で興奮を隠そうとしなかった。

少し時間がたったあと、番組放送終了直前に萩野さんは「すみません。最後は語彙(ごい)力がなくなっていました」。苦笑いを浮かべつつ、「圧倒的に速すぎて脱帽です」と、勝者のマルシャンをたたえた。

SNSでは「萩野さんの興奮ぶりから、タイムのやばさが伝わった」「面白すぎる。こんな話し方する人だったんだ」など、好意的に捉える声が相次いだ。