ショートプログラム(SP)首位の山本草太(22=中京大)が、優勝の副賞で獲得した近江牛を喜んだ。

フリーはトーループ2本、サルコー1本と2種3本の4回転ジャンプを成功させて168・69点を記録。合計263・84点で頂点に立ち、大会をサポートする元三フードから近江牛1キロを贈られた。表彰台の頂点で受け取ると「1人でも焼き肉に行っちゃうぐらい(肉が)好きなので、すごくうれしいです。3年前に出場させていただいた。その時はミスも多く、お肉をゲットできなかった。リベンジを果たせた」と笑った。

現在は練習から4回転が好調で「(3回転の)感覚を忘れちゃうぐらい」という。新たに取り組む4回転フリップも練習では着氷。9月下旬の中部選手権に言及し「1回、挑戦してみてもいいんじゃないかなと思います」と大技投入を視野に入れた。【松本航】