昨夏の東京オリンピック(五輪)代表の佐藤翔馬(慶大)は、3連覇が懸かった男子100メートル平泳ぎで4位。自身が持つ大会記録から0秒99遅れの中1分00秒54のタイムに終わった。

男子200メートル平泳ぎの日本記録保持者だが、今年は世界選手権出場を逃すなど不振が続く。この日のレース後は涙を浮かべ「正直、どこが悪いのか分かっていない」と声を詰まらせた。

今大会では男子200メートル平泳ぎやリレー種目に出場予定で、「泳ぎ的には、200の方が圧倒的にいい」。4連覇がかかる得意種目で、復調のきっかけをつかみたい。