バレーボール男子の世界選手権で、日本は5日(日本時間6日午前4時開始)の決勝トーナメント1回戦で、昨夏の東京オリンピック(五輪)金メダルのフランスと対戦する。
世界ランクは日本の7位に対し、フランスは2位。
フランスとは7月22日のネーションズリーグ準々決勝でも対戦し、0-3(24-26、16-25、20-25)のストレートで敗れている。
その試合に向けてイタリア入りした後に、石川祐希主将(26)が左足首を負傷して欠場。離脱していた石川は今大会で復帰を果たしており、エースの回復具合が勝負の行方を左右しそうだ。
西田有志(22)や、2日に21歳の誕生日を迎えたばかりの高橋藍(21)、セッターの関田誠大(28)らも好調。強豪を倒し、目標のベスト8進出を決めたい。
勝てば準々決勝は、イタリア-キューバの勝者との対戦になる。
【日本の登録メンバー】
〈オポジット〉
1 西田有志(22=ジェイテクトSTINGS、187センチ)
16 宮浦健人(23=スタル・ニサ、190センチ)
〈ミドルブロッカー〉
2 小野寺太志(26=JTサンダーズ広島、2メートル)
6 山内晶大(28=パナソニックパンサーズ、204センチ)
23 佐藤駿一郎(22=東海大4年、205センチ)
26 村山豪(24=ジェイテクトSTINGS、192センチ)
〈アウトサイドヒッター〉
5 大塚達宣(21=早大4年、194センチ)
7 高梨健太(25=ウルフドッグス名古屋、190センチ)
12 高橋藍(20=日体大3年、188センチ)
14 石川祐希(26=パワーバレー・ミラノ、192センチ)
〈セッター〉
8 関田誠大(28=ジェイテクトSTINGS、175センチ)
9 大宅真樹(27=サントリーサンバーズ、178センチ)
〈リベロ〉
13 小川智大(26=ウルフドッグス名古屋、176センチ)
20 山本智大(27=堺ブレイザーズ、171センチ)
(※背番号、名前、年齢、所属、身長)
◆世界選手権 オリンピック(五輪)、ワールドカップ(W杯)とともにバレーボール3大大会の1つで4年に1度開催される。今大会はスロベニアとポーランドが共催。24カ国が6組に分かれて1次リーグを戦い、各組上位2チームと3位の中から成績上位4カ国の計16カ国が決勝トーナメントに進出。決勝は9月11日。競技方式はテクニカルタイムアウトなし、リクエストできるタイムアウトは1セット2回まで、セット間にコートチェンジを行う。日本男子の最高成績は70、74年の3位で82年は4位。98、06年は日本開催。前回大会(18年)はポーランドが大会2連覇を達成し、ブラジルが2大会連続で2位になった。
日本-フランス戦はParavi(パラビ)でライブ中継。